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マインドマップとは
マインドマップとは、情報を視覚的に整理・表現する手法の一つです。中心的なアイディアやテーマを中心に配置し、それに関連するサブテーマやキーワードを放射状につなげていくことで、情報の関連性や構造を一目で把握することができます。
脳の働きや学習方法についての研究をしているトニー・ブザンが開発した。多くの人々が効果的な思考や学習をするために活用して。います。
新しいアイディアや関連する情報を追加することで、アイディアの発散が可能となり、クリエイティブな思考を促進します。
マインドマップのメリット
まず頭の中がクリアになります。例えば「悩み」を中心に書いて思い浮かぶことを出し切ることだけでも半分悩みは解決となります。何に悩んでいるとわかるというメタ認知なのです。
ビジネスの企画書では何人かでこの作業をすることで、思わぬアイデアが作り出されることがあります。
マインドマップの作り方
まずは書き方を説明します。これはノートと鉛筆でもかまいません。
1.タイトルを書く
まずは、マインドマップの中心にテーマやタイトルを書きます。
例えば、「夏休みの計画」。
2.枝分かれする
タイトルの周りに、考えが枝分かれするように矢印を引きます。枝分かれする矢印は、主なテーマや計画を表します。
3.キーワードを書く
各枝に沿って、キーワードを書き込んでいきます。例えば、「旅行」「プール」「友達と遊ぶ」「読書」などです。
4.さらに細かく枝分かれ
それぞれの枝からまた矢印を引き、キーワードを書き込んでいきます。
5.色やイラストを使う
より視覚的に分かりやすくなります。例えば、「旅行」には旅行に関するイラストを描いたり、色をつけたりします。これが更に脳の活性化につながります。
6.確認する
最後に、書き込んだ内容を確認して、必要に応じて追加や修正を行います。
マインドマップのおすすめのカテゴリー
マインドマップはどのように書いても自由なのですが5W1Hと言われる「 What 」「 When 」「 Where 」「 Who 」「 Why 」「 How 」を使ったマインドマップは、情報を整理し、アイデアをより明確にするのに役立ちます。を記載することができます。企画書のアイデアでも活躍します。
マインドマップを使った企画書の考え方
「What」プロジェクトの目的や目標
「When」スケジュールや期限
「Where」場所や物理的な要件
「Who」担当者や関係者
「Why」プロジェクトの利益や必要性
「How」プロジェクトを達成するための 手段や方法
下記の記事で5W1Hを使った企画書の書き方と10の事例が読むことができます。
ChatGPTやGoogleドライブを使うメリット
- オンラインでの共有や、他のユーザーとのリアルタイムでの共同編集が可能です。
- ノードの追加、削除、移動が簡単にできます。
- 色や形、サイズの変更が直感的に行える。
- 紙のマインドマップには物理的な限界がありますが、デジタルではそのような制約がありません。
ChatGPTのプラグイン「Show Me」の使い方
ChatGPTのプラグイン「Show Me」とは
「Show Me」は、ChatGPTにグラフなどの視覚的な描画にしてくれるプラグインです。その他、円グラフ、フローチャート、シーケンス図、クラス図、ガントチャートなどがあります。そしてマインドマップも作成できるのです。※プラグインはChatGPT4.0(有料版)が条件になります(2023年8月時点)
ChatGPTのプラグイン「Show Me」のインストール方法
下記の記事で「Show Me」のインストール方法が掲載されています。
では「Show Me」のプラグインにチェックをして質問してみます。
「webサイト制作をマインドマップにして」とかなり抽象的な質問をなげかけたところ
マインドマップで視覚化されて、頭がすっきりします。
Googleドライブ「MindMup2.0」の使い方
Googleドライブ「MindMup2.0」とは
「MindMup 2.0」は、Googleドライブと統合されている無料のオンラインマインドマッピングツールです。マインドマップは、情報を視覚的に整理し、アイディアや概念を階層的に関連付けるための図式です。MindMup 2.0を使用すると、ユーザーは簡単にマインドマップを作成、編集、共有することができます。
Googleドライブへのインストール方法
[Googleドライブ]→[新規]→
[その他]→[アプリを追加]→
「MindMup」と検索し、表示したらクリックします。
[インストール]をクリックします。
インストール後、[許可]をして再度、[新規]からその他を開くと[MindMup2.0]が追加されています。
選択して新規ファイルを作成します。
MindMup2.0の使い方
中央に主題を書く
マインドマップの中央に書くものは、そのマインドマップの「主題」や「中心的なアイディア」です。これは、マインドマップの出発点となり、その周りに関連するサブトピックやアイディアが放射状に展開されていきます。
例えば、あるプロジェクトの計画をマインドマップで表現する場合、中央にはそのプロジェクトの名前や主要な目的を記述し、その周りに具体的なタスク、関連するリソース、期限などの詳細を追加していきます。
この中央の主題は、マインドマップを見たときにすぐにその内容が理解できるように、簡潔かつ明確に表現することが重要です。
子ノードの追加
[ Tab]で作成します。
同列ノードの追加
[ Enter]で作成します。
ノードの削除
[Delete]で削除します。
マインドマップの共有
[SHARE]ボタンを使用して、他のGoogleユーザーとマインドマップを共有できます。