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After Effectsとは
After Effects(AEとも呼ばれる)は、Adobe Systemsのデジタルモーショングラフィックスとビジュアルエフェクトのソフトウェアです。テレビ、映画、ウェブ動画などのビデオコンテンツにおいて、アニメーションやエフェクトを追加するための主要なツールとして広く利用されています。ミュージックビデオなどかなり高度な編集にも使われています。
After Effectsの主な特徴や機能は以下の通りです:
- アニメーション制作
テキスト、画像、ビデオクリップなどをアニメーションさせるための強力なツールセットを持っています。 - ビジュアルエフェクト
煙、火、光などのエフェクトを作成したり、グリーンスクリーンを利用した合成、3D空間内でのカメラモーションなどの高度なエフェクト作業が可能です。 - レイヤーベースのタイムライン
Photoshopと同様にレイヤーを使用して作業することができ、それぞれのレイヤーにエフェクトやアニメーションを適用することができます。 - エクスプレッション
JavaScriptベースのスクリプト言語を使用して、アニメーションの動作をカスタマイズすることができます。 - テンプレート制作
動的なテキストやグラフィックスを持つテンプレートを作成し、Premiere Proなどの他のソフトウェアとシームレスに統合することができます。 - 3Dアニメーション
3D空間でのアニメーションや3Dオブジェクトの操作が可能です。
After Effectsは映像制作のプロフェッショナルにとって欠かせないツールの一つであり、独特なエフェクトやアニメーションを制作する際に頼りにされています。
After Effectsで映像を制作する際の基本的なステップ
1 | プロジェクトの設定 | 新しいプロジェクトを開始し、希望の解像度、フレームレート、持続時間を設定します。 |
2 | 素材のインポート | 必要な映像、画像、音声などの素材をAfter Effectsにインポートします。 |
3 | コンポジションの作成 | 素材を配置・編集するための新しいコンポジションを作成します。コンポジションはAfter Effectsの「タイムライン」とも呼ばれます。 |
4 | エレメントの配置 | タイムライン上に映像や画像などの素材を配置します。 |
5 | アニメーションの追加 | キーフレームを使用してアニメーションを作成します。例:テキストのフェードイン、オブジェクトの動きなど。 |
6 | エフェクトの追加 | 必要に応じて特定のエフェクト(ブラー、カラーコレクション、ディストーションなど)をレイヤーやオブジェクトに追加します。 |
7 | 音声の編集 | 音楽や音声をタイムラインに追加し、必要に応じて編集または調整します。 |
8 | プレビュー | プロジェクトをリアルタイムで確認するためにプレビューを実行します。エラーや調整が必要な箇所を特定します。 |
9 | 修正と最適化 | プレビューに基づいて必要な修正や調整を行い、最適化します。 |
10 | レンダリングとエクスポート | 最終的な映像をレンダリングし、所望のフォーマットでエクスポートします。 |
まずは簡単な映像を作ってみよう
下記の記事から簡単な映像ですが、きちんと映像とロゴが動くようなものが作れます。
とにかくスタートが大事です。すごく凝った映像が作れなければと焦るのではなく、簡単な映像を少しずつ積み重ねるように改良していく、これがコツなのです。
After Effectsおすすめの本
図解できちんと理解するAfter Effects モーショングラフィックスパーフェクトガイド
図解でわかりやすい上に、After Effectsのダイナミックな動きでもある3Dもくわしく掲載されています。
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魅せる After Effectsテキストアニメーション
実際データをに触りながら説明があるので初心者でもできます。
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プロが教える!After Effects デジタル映像制作講座 CC対応 改訂第2版
初心者に特にここは覚えてほしいというところから書かれています。
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